あなた- 懲戒解雇になると再就職はできないのだろうか…
- 懲戒解雇は隠してもバレる?どうしたらいい?
「会社員の死刑宣告」とも呼ばれる懲戒解雇は、懲戒処分の中でも最も重たい処分です。当然再就職にも大きな影響を及ぼします。
しかし、懲戒解雇になったからと言って再就職できないわけではありません。



この記事では、実際に懲戒解雇を乗り越えて再就職できた経験のある筆者が、どのようにして社会復帰できたのかについて赤裸々に綴っています。
また筆者以外にも実際に懲戒解雇から再就職できた7人のケースを紹介し、再就職を目指す上での大切なポイントをまとめてみました。
★懲戒解雇から再就職を目指す上でのポイント
- しっかりと反省した上で気持ちを切り替える
- 再就職の方向性を明確にする
- 自分の強みやアピールポイントを整理する
- 面接や履歴書・職務経歴書対策を行う
- 徹底した企業研究・業界研究を行う
- 転職エージェントや転職サイトを上手に活用する
- 最後まで絶対にあきらめない
懲戒解雇からの再就職を目指す方には絶対に役立つと思います。ぜひ参考にしてみてください。




【実体験】懲戒解雇からでも再就職できた!


懲戒解雇からの再就職は難しいと言われますが、決して不可能ではありません。



懲戒解雇からの再就職はもちろん簡単ではありませんでしたが、自分なりに試行錯誤を繰り返して工夫した結果、面接官の反応も次第に良くなっていきました。
もちろん懲戒解雇の影響は大きく、筆者が30社以上の不採用通知を受けました。しかし、実力や人柄、熱意を評価してくれる会社も間違いなくあります。
諦めなければ誰にでもチャンスはあるんです。
筆者が実際にやった就職活動については【体験談】懲戒解雇になりました|30歳でクビになった実話でまとめています。こちらもぜひ参考にしてみてください。


懲戒解雇による再就職への影響
懲戒解雇は「労働者の死刑宣告」と言われるほど重たい処分です。当然ながら再就職は簡単ではありません。
懲戒解雇からの再就職が難しいのは当然
そもそも懲戒解雇は、あらゆる懲戒処分の中で最も重たい処分です。
企業側としても簡単に下せるものではなく、犯罪行為や重大なハラスメント行為など相当悪質な行為がなければ懲戒解雇にはなりません。
つまり一度でも懲戒解雇になっているということは、「社会人として当然守るべきルールを破った人間」であるということ。
ルールを守れない人間を積極的に採用したいと思う会社なんてあるわけないですから、懲戒解雇からの再就職が難しいのは当然なのです。
懲戒解雇は隠してもバレる?
では「懲戒解雇は言わなきゃバレないのではないか」と考える人もいると思います。
結論から言うと、懲戒解雇のことが再就職先にバレるかどうかはケースバイケースです。
正直、懲戒解雇になったかどうかを調べることは難しく、実際に懲戒解雇になった経歴を隠して再就職している人もいます。
ただ、一般的に面接では退職理由や転職理由を聞かれるので、そこで懲戒解雇になったを隠すと、経歴を詐称したことになってしまいます。
また退職証明書や離職票の提出を求められてバレるケースもありますし、犯罪行為による懲戒解雇や公務員の懲戒免職などは実名報道されていることも少なくありません。


もちろん「黙っていれば分からない」「(前職を)自分で辞めたことにしてしまおう」と考えることはできますが、万が一懲戒解雇を隠していることがバレてしまったら、当然新たな処分を受けることになります。



それに加え、仮にバレずに就職できたとしても、「バレたらどうしよう」と怯えながら生活するのは簡単ではありません。ウソを言って入社したことに対する罪悪感や後ろめたさを生涯抱え続けることになることも考慮する必要があります。
懲戒解雇を言わずに再就職しようと考えている人は、相当なリスクを背負った上でまた会社を裏切ろうとしていることを覚悟してください。
懲戒解雇からの再就職で大切なこと
懲戒解雇からの再就職を目指す上で大切なポイントは、以下のとおりです。
- 経歴にウソをつかない
- 自己分析や企業分析を徹底する
- 不採用でも懲戒解雇のせいにしない
①経歴にウソをつかない
まず、懲戒解雇になった経歴を正直に伝えることが大切です。
懲戒解雇はバレるの記事にもある通り、懲戒解雇を伏せて再就職することは極めてリスクが高くおすすめできません。


もちろん一般的には懲戒解雇の経歴があると、再就職が難しくなってしまうのは当然です。
しかし、実は懲戒解雇のことを正直に打ち明けることが、少なからずメリットになる場面もあるのです。
懲戒解雇の経歴が大きなマイナスになるのは否めませんが、伝え方を工夫することで、再就職する道は十分に開けると言えます。
②自己分析や企業分析を徹底する
懲戒解雇により経歴に大きな傷がついているのは事実です。
だからこそ、応募書類や面接を通じて他の人と比べても抜きんでるくらいのアピールをする必要があります。
もちろん懲戒解雇の事実は重たいですが、それだけで判断されるわけではありません。
「懲戒解雇になったことはあるけれど、採用するメリットがある」と思ってもらえれば十分にチャンスはあります。
そのためには人一倍企業研究や自己分析を徹底し、最大限のパフォーマンスを発揮することを意識してください。。
③不採用でも懲戒解雇のせいにしない
懲戒解雇からの再就職は難しいので、不採用になることも多いでしょう。
だからといって、不採用の理由を懲戒解雇のせいにしていては前に進みません。
懲戒解雇になって経歴は消せない以上、できることを全力でやり切るしかありません。
不採用になった選考からも反省点や改善点を見いだし、次につなげていく姿勢が大切です。
懲戒解雇から再就職を目指すための8ステップ
ここからは、実際に懲戒解雇から再就職を目指す人向けの手順を紹介します。
★懲戒解雇から再就職を目指すための8ステップ
- しっかりと反省する
- 焦って行動しない
- 自信を取り戻す
- 目標を決める
- 自分の強みを整理する
- 情報収集をする
- 積極的に応募する
- トライ&エラーを繰り返す
①しっかりと反省する
懲戒解雇されたらすぐに就職活動…ではなく、まずは大前提として自分がやってしまったことを素直に反省することが最優先です。
なぜ懲戒解雇になるような行為をしてしまったのか、原因はなんなのか、同じ過ちを繰り返さないためにどうすればいいのかーー。
こうしたことを誰が聞いても納得できるくらいまで言語化できるようにする必要があります。



②焦って行動しない
次に大切なことは、混乱した気持ちを落ち着かせることです。
筆者自身も懲戒解雇になった当時はとにかく必死で、1日も早く社会復帰することばかり考えていました。
しかし、焦って動き出してもうまくいくことはありません。これまで色んなケースを見てきましたが、焦って無計画に行動している人はもれなく失敗しています。
上述したとおり、懲戒解雇からの再就職においては「自己分析」と「企業研究」がとにかく大切です。
しかし、気持ちが焦っているとどうしても企業研究や自己分析、不採用後の反省(改善)がおろそかになってしまいます。
その結果不採用が続くと、気持ちがどんどん焦り、自信をなくし…という負のスパイラルに陥ってしまうのです。
懲戒解雇からの再就職は簡単ではありません。長丁場になる可能性もあります。
だからこそ、強い気持ちを持って戦いに臨めるように、一度冷静になって気持ちを落ち着かせることが大切です。
③自信を取り戻す
就職活動において、「自分に自信を持つ」ということはとても大切な要素の一つ。
しかし懲戒解雇になると、自分の経歴を話すこと自体が怖くなってしまいがちです。
いつの間にかどんどんと自分の殻に閉じこもり、暗い表情になってはいないでしょうか?
企業にとって採用活動は慈善活動やボランティア活動ではありません。あくまで必要な人材を採用することが目的です。
当然面接においては自分の強みを積極的にアピールし、その企業にとって必要な人材であることを伝えていく必要があります。
懲戒解雇になると、誰しも暗い気持ちになってしまいます。「こんな自分でも雇ってくれる会社はあるのだろうか」といった後ろ向きな考えになってしまうかもしれません。
もちろん反省を伝えることは大切ですが、その上で「自分は御社に役立てます」と胸を張ってアピールできるかが面接のカギ。だからこそ、堂々と自分をアピールできるように精神状態を前向きにさせることが大切なのです。
④目標を決める
再就職に向けた心理状態を保てるようになったとしても、まだすぐに動くのは早いです。次のステップは目標を決めること。
この目標を決めるというステップが、懲戒解雇からの再就職で最重要と言えます。
筆者は“ワケアリ“専門のキャリアコンサルティングとして、懲戒解雇になった方を数百人見てきましたが、前職への思いが強い方やプライドを持って働いてきた人ほど、この目標設定に苦労します。
しかし目標もないまま就職活動をスタートさせると、どこか自分の気持ちにウソをついた状態で面接に臨むことになり、前向きな就職活動ができなくなってしまいます。
気持ちが前を向いていないわけですから、事前の情報収集がおろそかになり、企業分析や自己分析が足りずに面接ではいいパフォーマンスが出せません。
自分自身がその会社に入りたいという気持ちがない状態で面接を受けても、面接官には熱意の低さを見抜かれてしまうのです。



懲戒解雇になった事実を受け入れるのは簡単ではありませんが、どこかで現実を受け入れる必要があります。
その上で、今の自分にできることは何なのか、この先少しでもモチベーションを保って働ける仕事は何なのかを考えることが大切です。
「目標が決まらない」という人は、志望業界や業種だけではなく、その先の人生で何を達成したいのか、どんなキャリアを歩みたいのか、といった「中長期的な視野」で目標を考えていくと整理しやすいです。
⑤自分の強みを整理する
目指していく方向性が定まったら、次は「自分の強み」を整理していきます。
いわゆる「自己分析」の作業を行い、自分にはどんなアピールポイントがあるのかを確認します。



自信を取り戻すためにも、胸を張ってアピールできるポイントを整理することは欠かせません。
⑥情報収集する
再就職に向けた目標設定ができ、自分の強みが言語化できるようになったら、いよいよ本格的な再就職活動のスタートです。
いきなり応募するのではなく、まずは情報収集から始めます。
情報収集の手段は色々ありますが、一番手軽なのは転職サイトに登録をすること。



⑦積極的に応募する
目標を決め、自分の強みを言語化できるようになったら、いよいよ応募していきます。
懲戒解雇からの再就職は、簡単には決まりません。
複数落ちることを前提に、気になる求人があれば積極的に応募していきましょう。



⑧トライ&エラーを繰り返す
積極的に応募していくことは大切ですが、ただ闇雲に受け続ければ良い、というものではありません。
選考結果を通じ、自己分析や企業研究で甘いところはなかったのか、その都度しっかりと反省をする必要があります。
ここで重要なのが、不採用を懲戒解雇のせいにしないこと。
もちろん不採用の理由として懲戒解雇は大きな判断材料になりますが、自分でコントロールできないことに固執しても意味はありません。
- 企業研究は十分だったが
- 経歴とミスマッチはなかったか
- 自分の強みとズレはなかったか
- 応募書類に不備はなかったか
上記のような視点点を常に持ち、不採用になった経験を次につなげていく。その先に内定が見えてきます。
懲戒解雇から再就職できた人たちの実例


“ワケアリ転職“専門のキャリア相談YOTSUBAで支援してきた方のうち、実際に懲戒解雇から再就職できた方たちのケースをご紹介します。
①20代男性(公務員)200社不採用から未経験でWEB業界に転職
| プロフィール | 20代男性(公務員) |
|---|---|
| 状況 | 懲戒免職で200社以上不採用 |
| 結果項目 | 未経験でWeb業界に再就職 |
一人目は、勤務先でトラブルを起こして懲戒免職となった公務員の方のケースです。
ヒヤリングをしていく中で、この方は目標設定をせず闇雲に受け続けている状況が見受けられました。
「どこかに引っかかればいい」というスタンスだったため、熱意が全く伝わってこないのです。
元々実力のある方ですから、熱意をしっかりアピールできればいつか突破口が開けます。
懲戒免職が不採用の理由ではなかったという好例だと思います。
②50代男性(公務員)逮捕・実名報道から未経験で営業職に転職
| プロフィール | 50代男性(公務員) |
|---|---|
| 状況 | 刑事事件で逮捕・実名報道 |
| 結果項目 | 未経験で営業職の正社員採用 |
二人目は、50代で刑事事件を起こして逮捕・懲戒免職されたケースです。
初回相談時には、大粒の涙を流していたことが印象的でした。
とにかく生きることへの希望を見失っている状況と言って過言ではなかったと思います。



③40代男性(会社員)スキルを生かして上場企業に転職
| プロフィール | 40代男性(会社員) |
|---|---|
| 状況 | 刑事事件で服役した経験あり |
| 結果項目 | 複数社の転職を経て上場企業に転職 |
この方はかつて刑事事件を起こして服役した経験があり、2社ほど小さな会社で働いていました。
元々は高学歴で語学力もある「ハイスペック人材」だったため、いつか大企業への転職を実現させたいと考えていたそうです。
懲戒解雇の経歴があると、大企業や上場企業などコンプライアンスが厳しい会社に入社するのはかなり困難です。
それでも、時間の経過ととともに実力を身に着ければ、決して不可能ではないことが証明されました。
④30代男性(会社員)転職エージェントを駆使して複数社から内定
| プロフィール | 30代男性(会社員) |
|---|---|
| 状況 | 刑事事件で逮捕・国家資格あり |
| 結果項目 | 転職エージェントを駆使して複数社から内定 |
4人目は、刑事事件を起こして逮捕、実名報道もされ、国家資格もはく奪されてしまった方のケースです。
これまで国家資格を活かした仕事をしていただけに、未経験での転職をするのか、それとも専門知識を活かした同業での転職を目指すのかで悩まれていました。
もちろんこの方の実力、人柄、熱意が素晴らしかったのは言うまでもありませんが、やはり資格は強いという印象を受けました。



⑤20代男性(公務員)2年以上の離職期間を乗り越えて人材業界へ未経験転職
| プロフィール | 20代男性(公務員) |
|---|---|
| 状況 | 刑事事件で逮捕・2年以上も就職できず |
| 結果項目 | 人材業界へ未経験転職に成功 |
5人目は、刑事事件を起こして逮捕・実名報道され、2年以上も仕事から離れていた方のケースです。
この方はとても真面目であるがゆえに、自信を失っていたことに加え、目標も見出せずにいたところからのスタートでした。
まずは前向きになる声掛けを中心にカウンセリングを行い、自己分析ツールも用いて新しい目標、適職診断に時間を割きました。
新たな目標が見つかると徐々に表情に笑顔も出てくるようになり、前向きな発言も多くなりました。
懲戒解雇から転職に成功した人の共通点


懲戒解雇を乗り越えて転職に成功している方には、以下のような共通点があります。
- 明確な目標を持っている
- 自己分析を綿密に行う
- 不採用でも諦めない
- 積極的に情報収集する
- 懲戒解雇の言い訳をしない
- 自分の強みを言語化できる
- 一人で悩みを抱えない
①明確な目標を持っている
懲戒解雇からの再就職で最も苦労する点は、次なる目標を見出すことです。
これまで順調にキャリアを築いてきた人ほど、懲戒解雇の事態を受け止めきれず、前向きな気持ちで就職活動に臨むことが難しくなります。
②自己分析を綿密に行う
懲戒解雇からの再就職を目指す上で自己分析は欠かせません。
自己分析が曖昧なままだと目標設定がしづらく、自分の強みを言語化するのも難しくなってしまいます。
転職に成功されている方は自己分析を丁寧に行うことで、明確な志望動機や面接官に刺さる自己PRが話せるようになっています。
③不採用でも諦めない
懲戒解雇からの再就職に成功した方でも、1社や2社で決まることはほとんどありません。
ある程度不採用が続くことは覚悟する必要があります。
転職に成功している方は、不採用になった後の気持ちの切り替えも非常に上手です。
④積極的に情報収集する
懲戒解雇からの再就職にうまくいっている方は、自分自身で積極的に情報収集をしていく姿勢が見られます。
転職サイトを常にチェックし、新しい転職エージェントとも頻繁に面談を組んで最新の情報を仕入れています。
参考:逮捕歴・懲戒解雇歴があっても使える転職エージェントは?


⑤懲戒解雇の言い訳をしない
不採用が続くとどうしても焦りが生まれ、「懲戒解雇さえなければ」という気持ちになってしまいます。
これは自然なことなのですが、実際不採用になるのは懲戒解雇だけが理由ではありません。
そもそもの志望動機は明確なのか?強みはアピールできているのか?熱意は伝わったか?といったことまで振り返る必要があります。
⑥自分の強みを言語化できる
懲戒解雇からの面接では、心を入れ替えたことばかりアピールしても仕方ありません。
自分の強みを明確に伝えることが大切になります。
逆に再就職に成功している方は、しっかりと自己分析を行った上で、自分にしかない強みをきちんと言語化することができます。
経歴に傷があるとしても、採用するメリットや採用したくなる理由を伝えられるかどうかがポイントです。
⑦一人で悩みを抱えない
就職活動は基本的に誰も助けてくれず、自力で突破するしかありません。
不採用が続くとどうしても落ち込んでしまい、終わりの見えない戦いに焦りがどんどん募ってきてしまいます。
懲戒解雇からの再就職がうまくいかない人の共通点


懲戒解雇からの再就職がうまくいかない人についても、似たような傾向があります。
- 闇雲に応募している
- 企業研究をしていない
- 目標を決めていない
- 自分に自信がない
- 一喜一憂してしまう
- 失敗する原因分析ができていない
①闇雲に応募している
懲戒解雇からの再就職にうまくいかない人の典型的な例が、闇雲に数を受けてしまうケースです。
焦る気持ちはわかりますが、「とにかくどこでもいいから引っかかればいい」という考えではダメ。
企業側にも志望度の低さが伝わってしまいます。
②企業研究をしていない
①にも関連しますが、志望度が低い企業だと企業研究がおろそかになりがちです。
履歴書・職務経歴書を使いまわしたり、ろくに企業HPすら見ずに面接に臨んだりすると、志望度の低さを見抜かれてしまいます。
「企業研究は何をすればいいの?」という質問をよく受けます。企業HPや募集要項をよく見て、どんなことをしているのか、主力商品(サービス)は何なのか、募集しているポジションでは何を求めているのかなどを考えておけばOKです。
③目標を決めていない
不採用が続いている方に多い特徴として、目標設定をせずに受けてしまうことも挙げられます。
次なる目標を見出せずにいると、面接で熱意の低さが伝わってしまうため、いい評価は得られません。
不採用が続くと、いずれ就職活動に対するモチベーションも下がってしまいます。
「その会社でどんなことをしたいのか」「将来何を実現したいのか」「どんな人生にしたいのか」といったことをあらかじめ考えておくようにしましょう。
④自分に自信がない
自分に自信を持てないまま就職活動に臨んでいる方も大変苦労しています。
懲戒解雇された経験があると、どうしても自分を責め、自信が持てなくなってしまいますよね。
「自分なんか雇ってくれる会社があるのだろうか」という心理が働くため、面接でも暗い雰囲気になりがちです。
⑤一喜一憂してしまう
結果に一喜一憂しすぎてしまうのも就職活動が長期化する原因の一つです。
志望度の高い企業に落ちたり、手ごたえのあった面接でも不採用だったりすると、人間誰しも落ち込みます。
転職に成功している方は、そもそも落ちることを前提に、常に前を向いて受けている印象です。
⑥失敗する原因分析ができていない
懲戒解雇のハンデを背負っているとはいえ、採用してもらえないのには理由があります。
不採用になっても懲戒解雇の経歴のせいにして、反省や工夫をしないのはやはりいいことではありません。
面接での態度がよくなかったり、自己分析や企業研究が甘かったり、熱意が伝えきれていなかったり…
それではたとえ懲戒解雇の経歴がなかったとしても、いい評価は得られません。
面接が終わったら、常に100点満点に近いパフォーマンスはできたかどうかを確認するようにしましょう。
懲戒解雇からの再就職を目指すのに役立つサービス


懲戒解雇からの再就職に役立つ便利なサービスを紹介します。
①転職エージェント
求人を無料で紹介してくれる転職エージェントは利用必須です。
基本的には懲戒解雇の経歴があっても丁寧に対応し、適切なサポートをしてくれます。
実際に相談者の方の話を聞いていても、A社について一人は絶賛していたけど別の方は不満を口にしていた、といったケースはとてもよくあります。
いくつか登録してみて、自分と相性のいいエージェントを見つけていくことが大切です。
参考:逮捕歴・懲戒解雇歴があっても使える転職エージェントは?


②転職サイト
一般的な転職サイトへの登録も欠かせません。
サイト自体は使いやすいものであればどこでも良く、できれば求人数が多いものを選ぶといいです。
③キャリア相談
プロのキャリアアドバイザーが個別に寄り添ってくれるキャリア相談サービスを利用する人も増えています。
転職エージェントとは違い、求人紹介を受けられるわけではありません。
ただしその分、客観的に第三者目線でアドバイスをもらえるので、新しい目標設定やキャリアの棚卸し、自己分析に役立ちます。


④ハローワーク
懲戒解雇でもハローワークで相談できるでもあるとおり、ハローワークも使い方次第では十分に利用できます。



一般の転職サイトと比べると求人の「質」自体は低いと言われますが、比較的採用に近い求人が揃っているというメリットもあります。
懲戒解雇からの再就職でよくある質問
懲戒解雇からの再就職に関するよくある質問をまとめました。
懲戒解雇は再就職先にバレる?
懲戒解雇の事実が再就職先にバレるかどうかはケースバイケースです。
ただ懲戒解雇はバレるの記事でもあるとおり、発覚した後のリスクが大きいので隠すことはおすすめしません。


懲戒解雇は履歴書に書くべき?
懲戒解雇の履歴書の書き方にもあるとおり、履歴書に懲戒解雇と書く必要はありません。
むしろ履歴書に書くとほぼ確実に書類審査で落ちてしまいます。面接でアピールする機会すら失ってしまうので、履歴書には「退職」の二文字だけを書くようにしましょう。


懲戒解雇は面接で言うべき?
懲戒解雇の事実を打ち明けるのであれば、面接で直接伝えることを推奨しています。
伝え方次第では「自分から弱みを打ち明けられる誠実な人」という印象になり、大きなマイナスにはなりません。
詳しくは懲戒解雇の面接でまとめているので、参考にしてみてください。


懲戒解雇を隠すとどうなる?
懲戒解雇を隠したまま入社した場合、再び懲戒処分の対象になる可能性はあります。
会社によって判断が分かれるところにはなりますが、採用選考の段階で虚偽を述べているのであれば、経歴詐称として懲戒解雇される可能性も高いです。
一方で会社側からは特に退職理由等を聞かれず、あっさりと入社できてしまうケースもあります。
仮に発覚しなかったとしても、いつかバレたらどうしようと怯えながら過ごすことになる点も留意しておきましょう。
年収はどれくらい下がる?
結論から言うと、懲戒解雇と年収には因果関係はありません。年収を下げれば採用されるかと言ったらそうではないからです。
たとえ年収1,000万円だった方が300万円で応募したとしても、採用する価値を認めてもらえなければ採用には至りません。
逆に企業から必要だと認めてもらうことができれば、年収を下げずに転職することも可能です。
もちろんある程度の年収減は避けられないと考えた方が現実的ではあります。年収にこだわりがあるのであれば、次の就職では年収が下がったとしても、将来数年後にキャリアアップして年収増を目指すプランまで考えて進路選択するといいでしょう。
再就職までどれくらいかかる?
新しい仕事に就けるまでの期間は人それぞれです。
1、2社の面接だけで受かる方もいれば、200社受けても受からない、2年間経っても職に就けないといった相談を受けたこともあります。
まとめ:懲戒解雇からでも再就職を目指そう!


懲戒解雇からの再就職活動は簡単にはいきませんが、決して不可能ではありません。
この記事でお伝えしたポイントも踏まえ、どうか諦めずに明るいキャリアを目指してください。










