- 執行猶予中は仕事をしていいの?
- 執行猶予中に制限される職業はある?
- 執行猶予中の就職活動はどうなる?
こんな疑問、お悩みにお答えします。
執行猶予中でも通常通り仕事をすることは可能です。
就職活動も特に制限なく、自由に行うことができます。
経験者が語る!前科・逮捕歴の就職への影響と就職活動のポイント
この記事では、執行猶予中の仕事や就職活動への影響について、経験者によるリアルな視点から解説してします。
ぜひ参考にしてみてください。
執行猶予中の仕事は通常通りでOK
執行猶予中であっても、通常通り仕事を行うことはできます。
執行猶予中は特段生活に制限はないため、仕事にも支障が出ることはありません。
就職活動も問題なく行うことができます。
執行猶予中の仕事探し
執行猶予中の仕事探しは、特別変わったことはありません。
ハローワークや就職サイト、求人誌などを利用し、通常通り応募していきます。
執行猶予中の身であることを打ち明けるか否かは自分次第ですが、必ずしも打ち明ける必要はありません。
履歴書に関しても、「賞罰欄」のない履歴書を使えば犯歴を記載する必要はありません。
執行猶予でも就職できる?
執行猶予中であっても就職することは可能です。
もちろん犯歴があると就職が不利になることは間違いありませんが、事情を分かった上で雇ってくれる企業は間違いなく存在します。
前科・逮捕歴のある就職にもある通り、犯歴が就職活動に与える影響は小さくありませんが決して不可能ではありません。
就職活動中の方、またこれから就職活動をされる方は、諦めなければ必ず就職できると信じて頑張ってください。
執行猶予中の就職活動の注意点
執行猶予中であっても通常通り就職活動できますが、執行猶予中であるがゆえに注意点があります。
- 絶対に再犯しない
- 仕事に支障がない旨を伝える
- 隠してもバレることがある
絶対に再犯しない
まず前提として、執行猶予中は絶対に再犯してはいけません。
仕事ができなくなるどころか、執行猶予が取り消されて収監される可能性があります。
仕事に支障がない旨を伝える
執行猶予中であることを就職時に伝える場合は、仕事には支障がない旨をきちんと伝えましょう。
担当者によっては刑事手続きに詳しくない方もいるので、執行猶予中は通常通りの生活が送れるということを正しく伝えておく必要があります。
執行猶予を隠してもばれることがある
執行猶予中であるということを隠して就職することもできますが、何かしらの事情でバレてしまう可能性はあります。
執行猶予中であることを隠して就職する場合は、後から発覚した際に懲戒処分の対象となるリスクもあります。
犯歴を言うか言わないかはとても悩ましいところではありますが、発覚した後のリスクや隠し続けなければならない心理的負担も考慮して判断しましょう。
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執行猶予中ではなれない職業
執行猶予中は自由に就職活動することができますが、一部の職業には就くことができません。
そもそも多くの国家資格は、前科がつくと欠落事由に該当し、資格を失います。
一定期間を過ぎればまた取得することができますが、検察官や警察官などは前科があると二度と就職できません。
また金融業や警備業など規律が特に厳しい業界での就職も難しいと言われています。
前科がつくとなれない職業は以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
執行猶予中の仕事に関するよくある質問
執行猶予中の仕事に関するよくある質問をまとめました。
執行猶予中では取得できない国家資格はある?
多くの国家資格は、前科がつくと「欠落事由」に該当し、資格を失います。
欠落事由に該当する多くの国家資格は一定期間が経たないと取得することができず、二度と取得できないものもあります。
前科がつくとなれない職業の記事内でまとめているので、参考にしてみてください。
履歴書・職務経歴書にはどう記載すればいい?
基本的には執行猶予中であることを履歴書・職務経歴書に記載する必要はありません。
ただし「賞罰欄」のある履歴書の場合は、前科(有罪判決を受けたもの)を記載する必要があります。
詳細は前科・前歴は履歴書に書く?書かない?の記事をご参照ください
執行猶予中の身であることを隠すとどうなる?
就職活動では、経歴にウソをついた場合、経歴詐称として懲戒処分の対象となります。
したがって、退職理由をごまかしたり、刑務所にいる期間のことをウソついたりした場合は、懲戒処分の対象となり得ます。
一方で企業側から確認されなかった場合は、自ら執行猶予中であることを打ち明ける必要はありません。
「ウソをつく」のと「積極的に公開しない」のはイコールではないからです。
後者の場合、ウソをついたわけではないため、入社後に発覚したとしても特に問題はありません。
執行猶予中の就職支援をしてくれるサービスはある?
犯歴のある方や執行猶予中の方など、働きづらい状況の方の就職を支援をする団体は増えています。
詳しくは前科者の就職支援サービスを参考にしてみてください。
まとめ:執行猶予中でも一生懸命働こう!
執行猶予中であっても仕事をすること自体は問題ありません。
一部の国家資格など前科があるとなれない職業はありますが、就職活動自体も問題なく行うことができます。
むしろ更生し社会貢献するためにも、執行猶予中にはいち早く就職し、仕事をすることをおすすめします。
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