あなた- 離職票が全然届かない!いつになったら届くの?
- 懲戒解雇になっているから会社には連絡しづらい…
- 催促しても良いのだろうか?
懲戒解雇に関する相談として、「離職票が届かない」という声を聞くことがあります。
離職票は失業手当(雇用保険)の申請に必須な重要書類の一つ。会社から届かないと、失業手当をもらう手続きをハローワークで進めることができないため、困っている方もいるかと思います。
もし会社から離職票が届かない場合は、まずは交付されるまで2週間ほど待ってみるのがおすすめです。その上で、どうしても届かない場合は、会社やハローワークに問い合わせてみるのが良いでしょう。
離職票はハローワークが会社を通じて交付するものであり、退職者への交付は会社の義務です。
たとえ懲戒解雇であっても、正当に受け取る権利があると言えます。
なかなか会社から届かない場合の詳しい対処法については記事内で解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。




懲戒解雇の離職票が届かない!


「懲戒解雇になった際に離職票が届かない」という悩みは、10日~2週間ほど待てば自然と届くことがほとんどです。
ただ、いつまで経っても送られてこない場合は、会社の担当部署やハローワークに相談してみるのが良いでしょう。
そもそも離職票とは
離職票は、会社を退職した際、退職者が雇用保険の失業給付(失業手当)を受給するためにハローワークへ提出する必須の公的書類です。
退職後に雇用保険から外れた離職者に対し、ハローワークが会社を通じて交付することになっています。
氏名、離職理由、退職前半年間の賃金支払い状況などが記録され、それに応じて失業手当が支給される額や期間が決まります。
懲戒解雇でも離職票は出る?
結論から言うと、たとえ懲戒解雇であっても離職票は発行されます。
離職票は、失業手当受給の根拠となる重要な書類です。厚生労働省は会社に対し、交付した離職票は「直ちに」離職者本人に交付するよう求めています。
参考:厚生労働省「雇用保険被保険者離職証明書についての注意」
会社が離職票を出さないのは違法?
会社から離職票が届かない、あるいは請求しても交付されない場合、法律に違反しているのでしょうか?
結論から述べると、違法ではありません。
すでに次の転職先が決まっており、離職者本人が「離職票は不要」と判断しているケースなどは交付する必要がないからです。
ただし、雇用保険法の規定に基づき、会社は従業員の離職に伴い、管轄のハローワークに対して「雇用保険被保険者資格喪失届」と、その基礎となる「雇用保険被保険者離職証明書」を併せて提出しなければなりません。
参考:雇用保険法第7条
離職票が届かない!いつまで待つ?


会社から離職票が届かない場合、どれくらいの期間を待っていればいいのでしょうか?
2週間ほどは待ってみよう
会社から離職票が届かず、失業保険の手続きが進めることができない場合もあります。
その時は、おおむね2週間ほどは待ってみると良いでしょう。
そもそも離職票はハローワークが発行するものなので、会社が申請してから離職者の手元に届くまでは一定の時間を要します。
なかなか離職票が届かなかったとしても、申請遅れなどの理由で交付が遅れている可能性があります。
離職票が交付されるまでの流れ
従業員が退職すると、会社は退職翌日から10日以内に「雇用保険被保険者資格喪失届」などの必要書類を管轄のハローワークへ提出します。
その後、ハローワークが審査などを行い、離職票を会社に交付します。そして、会社が退職者に郵送などで送付する流れになっています。
そのため、退職日から手元に届くまでの期間は、ハローワーク内での手続きや郵送にかかる時間を含めて、一般的に10日から2週間程度が目安とされています。
そのため、会社に離職票を出す意思があったとしても、退職日から数えて2週間程度は、離職票が手元に届くまでにどうしてもかかってしまうケースが多いようです。
懲戒解雇の離職票が届かない場合の対処法
離職票はいずれ手元に届くはずですが、待ってもいっこうに届かない場合はどのようにすれば良いのでしょうか。
ここからは離職票が届かない場合の対処法について紹介します。
①担当部署に問い合わせる
懲戒解雇処分を受け、退職してから2週間以上が経過しても離職票が届かない場合、まず会社の担当部署(総務部や人事部など)に進捗を確認します。
会社側が交付の必要性がないと思い込んでいて、そもそも発行する手続きをしていない可能性もあるため、念押しをしておくことが大事です。
また、最近では会社がハローワークに対して電子申請を行うケースもあります。電子発行されたPDF形式の離職票も失業手当の申請で有効なので、メール等で受け取ることも可能です。郵送のタイムラグを省略できるメリットもあるので、失業手当関連の手続きを速やかに進めたい場合は、PDFデータでの離職票発行を依頼してみるのも選択肢の一つです。
②ハローワークに相談する
会社に相談しても状況が変わらない場合は、管轄のハローワークに相談してみてください。
上述した通り、離職者から求めがあった場合、離職票の交付は会社に課せられた義務です。
しかし、退職時の紛争やトラブルなどにより、離職者本人が事業主に直接問い合わせることが困難な場合も考えられます。
そうした時は、管轄のハローワークに相談することが有効です。
本人による催促後も離職票の発行が遅延している状況などを伝えれば、ハローワークが会社に連絡してもらうことができます。
離職票は確実に受け取ろう!


- 懲戒解雇でも離職票の交付は義務
- まずは交付されるまで2週間ほど待ってみる
- どうしても届かない場合は会社やハローワークに問い合わせる
離職票は、失業手当の受給に欠かせない大切な書類です。
今後の再スタートをスムーズに切るためにも、確実に受け取れるようにしましょう。










